『赤とんぼ』作詞:三木露風 作曲:山田耕筰
♪ ゆうや~けこやけぇの あかとーんーぼ~
おわれ~てみたのぉわぁ いつのぉひぃか~
子供の頃は「追われ~てみたのぉわぁ」と歌っていませんでしたか? はい、私も赤とんぼに “ 追われて ” いましたー (≧◇≦)
この歌詞が「追われて」ではなく、「負われて」=「背負われて」=「おんぶされて」だと知ったのは…… はて、いつの頃だったやら? かなり大きくなってからだったような (^^ゞ
今回この曲について調べていて、作詞した三木露風 (1889~1964) は5歳の時に両親が離婚し、祖父の元で育てられたことを知りました。おんぶでお散歩したり遊んでくれた「ねえや」は、子守り奉公の娘さんだったんですね。
「赤とんぼ」は露風が32歳の時の作品です。
母親への、ねえやへの、故郷への思慕の情が、この短い旋律の繰り返しの中にギュギュっと詰まっていると感じました ♪